僕が書いた小説

秋の星空観測記

残暑は過ぎ行き、秋の訪れを待つ時分、 巨大マンモス校で総生徒数が8万人を誇る私たちの翔愛学園一同は「沖縄県中頭郡北谷町」にある「アメリカンビレッジ」という場所に行くこととなった。 その修学旅行に行く日を告知される数日前、真夏に行われた花火大…

とある天体観測好きの七夕観察記

真夏も終盤に差し掛かり、残暑の訪れを待つ時分、 学園正門から見える巨大な「」棟、その頂点に存在する広場、屋上 その屋上へと続く扉が、ロック解除の音とともに開き、学生服を着た数人の生徒が、天文観測用具を抱えやってきた。「部長、本当に大丈夫なん…

たまには昔の話を・・・<僕の罪と罰>

あの頃の自分はどうにかなっていた そう断定してしまえば話は簡単な気がする。 しかし。 今でも忘れられないこと、忘れなければならないことが存在する。 2008年初夏。 僕はパンヤで彼女に出会ったあるチャットルームでのこと 僕ともう一人の参加者はパ…

僕の小説第七弾「僕のパンヤ島滞在記」

初めに断っておくことがある。 それはこれから記す物語が僕の脳内で彩られた物語だからだ。初夏。 涼しかった春は終わり暑さを感じ始める季節。 僕は緑の草原でクラブバッグを担いでいた。 僕は一人だった。 たった一人でクラブバッグを持ち草原を歩いていた…

僕の小説第六弾「ザ・スクールライフ2」

桜の季節。 それは出会いの季節。 それは別れの季節。 ai sp@ce が終了して幾年月。 ボクはどれだけの人と出会ってきたのだろう。 ボクはどれだけの人と別れてきたのだろう。 翔愛学園の校門から見上げる校舎。 今では馴染みの深い光景。 しばし校門で佇む。…

僕の小説第五弾「ザ・スクールライフ」

2011年6月終わり ボクは翔愛学園に入学した以前に知り合った人たちがそこにいると聞いたからだ。入学して日が浅いうちはいろいろな人に挨拶をした。 そして学園の生徒や先生たちからの頼まれ事もこなした一番最初に入った部は ai sp@ce からの人たちが…

僕の小説第四弾「降り立つ大地、見知らぬ場所」

2011年8月半ば私は“新藤ユカ”の名前でプリを作った。 プリというのはリネージュにおける「王子、姫」を意味するクラスでギルドを創設することが出来る。(リネージュでは“クラン・血盟”という)久しぶりに降り立った初心者ゾーンは見知らぬ場所だった。…

僕の小説第三弾「巡る物語 -出会いと別れ そして―――」

2003年9月 私はリネージュ@ベガ・サーバー の“ハートのA”血盟に戻ったその血盟の人数はそんなに多くはないけれど私は楽しいひと時を過ごしていた 毎週土曜日の23時30分、SKT道具屋の上が私たちの集合場所 そこからPTを組み狩りに出かける そ…

僕の小説第二弾「始まる物語 ―いつしか終わりを告げる物語、そして再び物語は始まる―」

2008年10月頃 私はニコニコ動画であるリンクを見たリンク先にあるサイトはニコニコ動画のアカウントで接続できるオンラインゲームだった名前は ai sp@ce という。私は早速クライアントソフトをダウンロードしパソコンにインストールした ダ・カーポ島…

僕の小説第一弾「たまには昔の話を…」

2008年5月末 とあるチャットルームでパンヤの話をした。参加者は知り合いと私の2人だったけどたしか、Mixiでその人がパンヤをやっているのを知って 私も始めようかと思ったのがきっかけだったと思う 私はその人が師匠だったらなーと思ってたけど その…